跳馬(ちょうば)とは?~一瞬にかける体操競技~
今回は、体操競技の中でも一瞬で勝負が決まる種目「跳馬(ちょうば)」について解説していきます。
跳馬ってどんな競技?
跳馬は、小学校でおなじみの「跳び箱」をよりダイナミックに進化させたような競技です。
男子の場合、高さ135cmの「跳馬」と呼ばれる器具に向かって助走し、ロイター板(跳躍板)を使って跳び越えながら技を行います。
演技は基本的に一発勝負。演技時間は数秒しかないため、その一瞬に選手たちはすべてをかけて挑みます。
技の種類と得点について
跳馬は他の種目と異なり、「技のグループ」に分かれていません。
各技に「価値点(Dスコア)」が個別に設定されています。
- 例)中学校でも学ぶ「転回跳び」…価値点1.2点
- 例)橋本大輝選手の行う「ロペス」…価値点5.2点(ロンダート→伸身宙返り+3回ひねり)
選手たちは、高い難度に挑戦するか、ミスなく美しい演技を目指すか、戦略も問われます。
一般の方でも楽しめる!跳馬の3つの見どころ
1. 足音に注目!
生観戦ならではの楽しみが、助走時の「足音」。
特にトップレベルの選手になると、地響きのような迫力のある足音が特徴的です。助走の力強さを耳でも楽しんでみましょう。
2. 技の高さと飛距離!
技の回転数やひねりの数は難しいかもしれませんが、素人でも分かりやすいポイントが「高さ」と「飛距離」。
高く、大きく跳び出す姿には誰もが圧倒されます。
もちろん、低い・飛距離が短い演技は減点対象になります。
3. 着地の正確さ!
跳馬では「スティックボーナス(着地を止めると加点)」があるほか、「ラインオーバー(線をはみ出すと減点)」も要注意ポイント。
- 片足はみ出すと:0.1点減点
- 両足はみ出すと:0.3点減点
いかに真っすぐ飛び、しっかり止まって着地できるかが見どころです。
跳馬の魅力まとめ
- 助走の足音でパワーを体感!
- 雄大な高さ・飛距離に注目!
- 一発勝負の着地の妙!
跳馬は一瞬で終わる種目ですが、その一瞬に詰まった迫力・技術・緊張感は、他では味わえない魅力です。
次回は「平行棒」についてお届けします。お楽しみに!


